モンゴルでの派遣事業に参加しました

こんにちは^ ^歯科衛生士の中村です。

少し(かなり…)遅くなりましたが、夏休みのご報告をさせてください。

今年の夏休みは、少し早めにお休みをいただいて、モンゴルでの診療隊派遣事業に参加させていただきました。

今回参加させていただいたのは、モンゴル国立がんセンター派遣事業、日本医学歯学情報機構、国立母子病院・歯科診療隊派遣事業、日本口唇口蓋裂協会の主催による派遣事業です。

この派遣事業は、モンゴルへの医療活動や技術指導だけでなく、モンゴル国民の福祉の向上を目的に継続した活動を行っていらっしゃいます。

モンゴルは、都市化とともに甘い物や柔らかい食品の摂取が増えるなど食生活が変化し、虫歯が増えているそうです。

虫歯は放っておくと重篤化し、全身の健康や発育に影響を与えます。

日本もかつては虫歯の洪水と言われた時代がありました。その経験を踏まえ、健康な歯を守り、子供たちの未来を守るためにモンゴルと日本の歯科医師が協働し、活動を行っていらっしゃいます。

今回私は、ある施設での歯科医療活動に参加させていただきました。

初期の虫歯治療、歯磨き指導を行いました。みんなとっても歯磨き上手です🦷🪥

やはり虫歯予防は食生活が重要です。歯磨き指導や食生活についての説明を通訳の方に頼ることが多く、子供たちにも養育者にも、もう少し自分の言葉で伝えることができたらもっとコミュニケーションを取ることができたなと反省しました。

また参加できる機会があったら、現地の言葉をしっかり勉強いていきます٩( 'ω' )و 

休憩時間には、折り紙を折ったり、サッカーをしたりと子供たちと楽しい時間を過ごすことができました♪

今まで、観光でしか海外に触れたことがなかったので、この活動を通じて違う目線で海外をみることができました。

その国の食生活、生活習慣、医療について今回ほど考えたことはありませんでした。

医療活動を継続することの難しさや沢山の方の協力がなければできないことなどなど沢山学ばせていただきました。

本当に良い経験をさせていただきました。

言葉の難しさはありましたが、笑顔は万国共通だと改めて実感しました。分からないながらもなんとか会話をして、笑顔を返してもらうとなんだかホッとします。

子供たちも理解してない私を察し、笑顔で私の手を握りながら沢山話しかけてくれました。そしてお互いなんだか分かったような分かっていないような.....。. ..:*・゜゚・*楽しい思い出です(๑>◡<๑)

子供たちの未来を守っていくことに歯科医療は大きく貢献できます。

私もごくごく微力ながら少しでもその一助を担うべく日々の診療に向き合っていきたいと思います。

そして今回、旅程の関係でご迷惑をおかけしました患者さん皆さまにこの場を借りてお詫び申し上げます。