第61回春季歯周病学会学術大会

爽やかな青空を楽しむのも束の間、関東地方もいよいよ梅雨入りです。
梅雨時の雨に濡れた煌びやかな紫陽花も楽しみですね。

6/1(金)6/2(土)の2日間お休みをいただき、歯周病学会に参加させていただきました。

歯周病治療がもたらすQOLの向上」と題し、研究者や臨床家による様々な分野からの視点を通して、QOLの評価やQOL向上に繋げるための歯周治療計画、そして今後の発展がますます期待される再生療法についてなど、多岐に渡る講演が開催されました。

QOLについては、医院ブログに院長のわかりやすい解説がありますので、ご覧下さい。2018-06-03 - 鎌倉市の歯科医院 いがらし歯科医院のブログ

歯周病治療を行うことで、歯周病原性菌が作り出す炎症物質によって引き起こされると考えられている様々な全身疾患・全身症状の予防・改善に繋がります。
歯周病治療を行うことは、全身の健康の維持・増進!✊
まさにQOLの向上ですね。
更に、歯や歯ぐきを健康な状態に維持することで、お口の機能(食べる・飲み込む・話すなどなど)の低下を防ぐことができます。
いわゆるオーラルフレイルの予防に繋がるのです!
オーラルフレイルについても、医院ブログに院長の詳しい解説がありますのでご覧ください。2017-09-18 - 鎌倉市の歯科医院 いがらし歯科医院のブログ

今回の学会でも、オーラルフレイルの予防はQOLの向上に繋がるというお話がありました。
いがらし歯科医院では、オーラルフレイル予防に取り組んでいます。
少しずつ低下していくお口の機能は、なかなか気付きにくいものです。
最近むせやすくなったかなぁとか、以前に比べて食べにくいものが増えたなぁなど、少しでも気になることがあればスタッフにお声がけください。
改善できる機能はしっかり改善して、好きなものを美味しく食べて、たくさんおしゃべりして、たくさん笑って、お出かけしたり♬♬♬ いがらし歯科を通してそういう毎日を過ごしていただけるようご支援していきたいと思っています。

今週末、オーラルフレイルについて更に詳しく学んできます。
また、ご報告させていただきます。お楽しみに!😊

歯科衛生士 中村

口腔外科学会の専門医

歯科医師の佐藤です。
私は普段、大学病院で口腔外科医をしておりますが、先日、日本口腔外科学会の専門医試験に合格しました。
http://www.jsoms.or.jp/

去年の4月に、70ページを超える書類を学会に提出して、書類審査、筆記試験、面接試験、実地試験を経て、今年の4月より日本口腔外科学会認定の口腔外科専門医になることができました。

試験そのものが、ほぼ1年がかりなのですが、この試験の受験資格を得るために、私の場合は約10年かかってます。

おめでとう、というより、おつかれさま、という方が、なんとなくしっくりきます。
本当は少しゆっくりしたいところなのですが、今年の9月と10月の2か月間はドイツのエッセンという街の大学に留学して、手術の勉強をしてきます。

一時不在という形になりますが、よりよい治療ができるようになって、戻ってきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

ちなみに医療業界の一部では、「エッセンいってくる」とか、「今のうちにエッセンしとこう」などという業界用語が使われることがあります。

この場合の「エッセン (essen)」は「ご飯」という意味です。
私の住む街もエッセン (Essen)です。ご飯が美味しいといいのですが。

4月から新しく入りました

はじめまして。
4月から受付・歯科助手として入りました布施です。

今までは千葉に住んでいましたが、大学生の時一人暮らしして以来神奈川が大好きになり、一人暮らしを決意してつい最近神奈川に引っ越してきました。

やはり神奈川の空気は気持ちよくて、外を歩くだけでご機嫌になれます。
休みの日には、新しい楽しいことを探してよく散歩に出かけています。

ただ大学生の頃の友人はほとんどがそれぞれの地元に帰ってしまったので、少し寂しくもあります。

そんな私にとって、医院の受付で皆様とお話しするのも貴重なコミュニケーションの一つになっています。
皆様からも私と話すことを少し楽しみにしてもらえるような、そんな受付になることが目標です。

歯科業界で働くのも初めての経験で日々勉強中です。
ただ自分がわからない不安を知っているからこそ、患者様の不安にも寄り添えると思います。

患者様の不安を少しでも取り除けるよう、わかりやすい説明や案内をしたいです。そのために、これからどんどん学んでいこうと思っています。

まだまだ不慣れなこともありますが、皆様に信頼していただける受付・助手を目指して頑張っていきます。よろしくお願いします。

受付助手 布施

よろしくお願いします

はじめまして。
訪問歯科衛生士の赤松です。

歯科衛生士になってかれこれ四半世紀余り、臨床業務と地域での歯科保健指導の二足の草鞋を履きながら様々な経験をさせて頂きました。(気付けばすっかり中高年の仲間入りを致しました・・)
おなかの中の赤ちゃんからご高齢の方まで、生涯に渡ってお口と全身の健康を守っていくという五十嵐院長の強い理念のもとで働きたいと思い、4月から当医院でお世話になっております。

いがらし歯科医院ではスタッフ一同、毎週の院内講習をはじめ、各種セミナー、学会などに積極的に参加しています。
今回私も、湘南地域の「人が人を支える在宅医療講演会」に参加させて頂きました。
ここ湘南地域で日々活躍されている先生方、訪問歯科衛生士、管理栄養士、理学療法士作業療法士の方々から大変面白く興味深い沢山の有意義なお話を聞くことができました。

湘南styleの在宅医療〜私たちが大事にしていること〜と題して

栄区にある有床診療所 木村内科胃腸内科の院長木村先生からは、急性期病院から在宅・介護施設への受け渡し機能に加えて、終末期医療・お看取りまで行う地域完結型の有床診療所での運営について。

訪問歯科衛生士さんからは、勤務する藤沢市北部歯科診療所の紹介と誤嚥性肺炎を予防して「最後まで食べられる口づくり」のための口腔ケアの重要性について。

管理栄養士さんからは、フレイル対策の具体的な方法について。食欲不振の患者さんに対する工夫など。経腸栄養剤エンシュアにコーヒー飲料を混ぜることで飲みやすい味になるなど目から鱗のアイデア満載でした。

理学療法士さんからは、正しい姿勢で座ることで呼吸がしやすくなり内臓の動きを良くし口腔運動の最適化にもつながることなど。

そしてドクターゴンこと泰川恵吾先生からは、これからの20年間で我々地域医療従事者が成すべきことについて壮大かつ具体性のある課題を頂きました。

今回の講演の中で、特に心に残った言葉が理学療法士さんのお話の中にありました。

『専門職とはその職業のみに特化するのではなく他職の専門領域と重複する知識を以て自身の専門をより高める。』

いがらし歯科医院では様々な介護施設や居宅での口腔ケア、湘南鎌倉総合病院における周術期口腔機能管理に取り組んでおります。
その中で多職種連携の大切さを実感しながら日々学んでいるところです。

ご高齢の方々のお姿はいつか私たちの行く道でもあります。笑顔のあふれる毎日が長く続きますように。
他職の方々から学び謙虚にチャレンジさせていただきながら地域の皆様の「食べる幸せ」を守る一員として励んでいきたいと思います。

歯科衛生士 赤松

海開き!?

5月とは思えない寒い日がここ数日続きましたね。

患者様との会話でせっかく衣替えをしたのに、タンスからお洋服を引っ張りだしてますというお話を伺う事がありましたが、我が家も同様でした。

連休には暑い日もありましたので、早速今年初の海へ行き水遊びを楽しみました!
魚を見つけては大盛り上がりです。

別の日は中央公園、お墓参りと近場で自然を満喫。

図書館へも足を運んでみました。
子供達もやっとそれぞれで本を選んで読むようにってくれて、私も一緒に借りる事が出来ました。
ドラえもんは人気で1冊しか見つけれず。。。
これから頻繁に図書館へ行けそうで楽しみです。

ところで、最近担当させて頂いてる患者様に舌の磨き方についてご質問頂きました。
いつもクールな男性の方でお口の中も毎回綺麗にされています。
そんな中、ご質問頂きとても嬉しく思いました。

舌、とくに舌背といわれる舌先では無く、上の方は細菌やたんぱく質が豊富です。
面積も大きい為、細菌が作る臭いも発生します。

細菌は唾液が減少する就寝中に臭いを作り出しますので、朝起きた時が最も臭いが強くなっています。
なので、舌の清掃は朝起きた時が望ましいです。

いがらし歯科医院では、舌ブラシも販売しております。
又、口臭が気になる方は口臭機測定器もございますので、お気軽にスタッフへお申し付け下さい。

DH 森