もう、師走。1年って早いですね。 久しぶりに、講習会に行ってきました。 題目は、「終末期の在宅緩和ケア」。
終末期、 誰にも訪れる時期。
現在の死亡原因は癌が一番多く、高齢者ばかりでなく、若い人の死亡率も高いと言われています。
癌の治療方法として、放射線療法、化学療法、手術療法、そして、緩和ケアがあります。
「 緩和ケア」とは、生命を脅かす疾患に直面している患者と家族に対して、痛みや、身体的な問題、心理社会的な問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、苦しみを予防し、和らげる事で、QOL(クオリティ オブ ライフ)を改善する事であります。
緩和ケアは、終末期だけでなく、癌と診断された早期から必要となってきます。
不安、抑うつのケア、身体的、精神的など、全人的苦痛へのケアの効果として、疼痛緩和によるQOLの改善があります。
早期からの緩和ケアは、QOLを改善するだけでなく生存期間も延長する可能性があります。
では、週末期をどこで迎えたいか………
半数が、「自宅」と答えています。
在宅緩和ケアの利点として、心からリラックスでき、QOLの改善にもなり、費用も多くかからないということが挙げられます。
しかし、ご家族にとっては、自宅で身内の方を失うという心の痛み、そして苦しみ、看取るというプロセスをみることに耐えられない、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
とても、難しい問題だと思います。
私も、今年3月に、義姉を亡くしました。
息を引き取るまで「 家に帰りたい 」と言ってた事、今でも思い出します。
住み慣れたご自宅で愛する家族と過ごし、穏やかな最期を迎えるためには様々な必要条件がありますが、最後まで好きな食べ物をお口から食べられる事はとても重要です。
今後訪れる超高齢社会でも、歯科医療が果たす役割はとても大きいと感じています。
今回のような研修で学んだ事を生かし、人生の最期を迎える患者さんそしてご家族に寄り添った対応をして参りたいと思います。
さて………
もうすぐクリスマスですね!!(*^。^*)
我が家のクリスマスツリーを少し紹介したいと思います。
高さは1メートル80センチぐらい。(^○^)
オーナメントはズール族やンデベレ族が、ビーズでつくった飾り、
動物のクラフトなどです。(^v^)
皆さん、クリスマスを楽しんで下さいね!!(^v^)
DH. C・F