歯科麻酔医による静脈内鎮静麻酔下でのインプラント手術

こんにちは。副院長の輿です。

連日の豪雨災害と新型コロナウイルス感染者増大のニュースが飛び交うこの頃、気が滅入ってしまいがちになりますね。迫りくる夏を乗り切るにあたって気持ちは前向きに保ちたいものですね。

私は休日は健康維持のためにランニングを継続しています。運動すると気持ちがリフレッシュできて心の栄養になっています。平塚市民の私は平塚の海岸沿いを走ることが多いです。

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さて、いがらし歯科では今年より骨造成を伴う比較的侵襲の大きなインプラント手術において日本歯科麻酔学会認定医・専門医協力による静脈内鎮静麻酔下での治療を導入しています。静脈内に鎮静薬を投与して麻酔することにより、緊張感が和らぎ、リラックスした状態で手術を受けることができます。治療中は眠っているので、痛みなどのストレスを感じにくくなり、快適にインプラント手術を受けることができます。また、歯科麻酔医が術中の血圧や脈拍を管理しますので、高血圧症や糖尿病などの持病がある患者さんや、万一の急変時にも安全に対処できるというメリットがあります。

インプラント手術に対しては不安感や緊張感がつきまとうものと考えます。そのような患者さんにおいて、術中に様々なストレスから血圧上昇や迷走神経ショックなどの不快症状が出る確率が高まってしまいます。このような場合に、静脈内鎮静麻酔は非常に有用な方法と考えます。学会認定の専門知識と技術を有した歯科麻酔医と連携して手術することで、安全で快適なインプラント治療を提供できるようになりました。

当院で実際に静脈内鎮静麻酔下にインプラント手術を受けられた患者さまより、「手術中は寝ていてリラックスした状態でした。気づいたら手術が終わっていました。」とのお言葉を頂きました。

 

ご興味がある患者さまは歯科医師にお声かけ頂ければ幸いです。

 

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