嚥下機能評価研修会

皆様こんにちは。歯科医師の志田です。
昨年の10月よりいがらし歯科医院で勤務しております。
歯科医師になって20年余りが経ちましたが、学ぶことは尽きなく、日々仲間と研鑽を積んでおります。どうぞよろしくお願いします。

さて、皆様は誤嚥(ごえん)という言葉をご存知でしょうか。
ご家族、またはお知り合いの方に、むせながらお食事をなさっている方、誤嚥が原因で肺炎にかかられた方はいらっしゃいませんか。
あるいは、予防や様々な治療のため、お口からお食事を取ることができず、鼻、首(食道)、胃に管を入れたり、大きな血管への点滴で栄養を取られている方もいらっしゃるかもしれません。

いがらし歯科医院では、訪問診療、病院での往診、または外来にいらっしゃる患者様の中にも、食事がとりづらく、飲み込みがうまくいかないと悩まれている方が受診されます。
そのような方々に、可能であれば食べたいものが少しでも食べられるように、お手伝いしたいと考えております。

先日、嚥下機能評価研修会に歯科医師3名で参加して来ました。

http://www.peg.or.jp/ve/190120.html

この研修会は、我々歯科医師、歯科衛生士の他、医師、看護師、言語聴覚士、管理栄養士など多職種が参加し、実技演習を交えて検査から診断、治療に関することはもちろん、より安全にお食事の形態を整える製品などについても学ぶもので、大変有意義な研修でした。

お一人の患者様とそのご家族を、多くの専門家がチームとなってお支えし、より良く、安全に食べることを楽しんで頂けるよう、これからも努力して参ります。