糖尿病のお話

こんにちは

頬にあたる風が 冷たくなってきましたね。秋ですね〜


この9月で 私の湘南鎌倉総合病院での糖尿病患者さんへのレクチャーも 
9年目に入りました!!
お会いした患者さんは 450人は超えているのではないでしょうか・・・
皆さん しっかり歯周病ケアしていただけてると 良いのですが。


さて 今回は 糖尿病の合併症について お話したいと思います。
まずは 三大合併症と言われているものです。

「網膜症」
眼底出血や網膜はく離などを引き起こし 視覚障害の原因となります。
悪化すれば 失明の可能性があります。年間約3000人が光を失っているそうです。


「腎症」
血液をろ過し尿をつくる腎臓の機能が低下する病気で 進行し腎不全になると人工透析が必要になります。
人工透析が必要になる原因のトップが糖尿病腎症で 毎年1万数千人が新たに透析を始めています。


「神経障害」
全身の神経の働きが鈍り 様々な症状が現れます。
手足のしびれや痛み 足が冷たいほてる 顔に汗をかきやすい 等々。
生命維持に重要な多くの機能に影響を及ぼします。


そして これにくわえて 「動脈硬化」「足病変(壊疽)」「歯周病」です。
これを 読んでいただき 糖尿病がとても怖い病気と 理解して頂けたらと思います。

もちろん きちんと知識を得て 正しい治療と 血糖値のコントロールを行うことで 
合併症を予防していくことができます。


歯周病を治療し 良い状態を維持していくことは 糖尿病の改善にとても 重要な役割を果たします。

たかが歯周病  されど歯周病
ご自分の 体のためにも 歯周病の検診を 忘れずに!!



糖尿病教育入院患者さん担当の看護師 Nさん。
若くて 可愛くて 優しくて 勉強熱心な看護師さんです。
それにしても Nさん 色白で いいなぁ


歯科衛生士 Y.K