ドイツ留学

歯科医師の佐藤です。
9月、10月とドイツに留学をしてきました。
私が行ったのはドイツの西にあるエッセン大学の口腔外科になります。

抜歯やインプラントなどはもちろんですが、口腔がんや外傷の手術など、大きな手術にもアシスタントととして立ち会うことができました。

月曜日から金曜日までは、手術や外来の見学、アシスタントをして、土曜日と日曜日はお休みという生活です。
言葉も生活様式も全く違うので、慣れるまでは大変でしたが、慣れた時にはもう帰国の時期が近くなってきていて、少し寂しい気持ちになりました。

ちなみに私が住んでいた街の南には、ワインの有名な産地があります。
ミッテルライン地方というワインの産地としては北限になる地域です。
ライン川という大きな川に反射する太陽の光と、その川の蓄熱効果を利用することによって、寒くても美味しい葡萄が育つそうです。

急峻な崖に作られた葡萄畑をみると、どんなに厳しい条件や、困難な状況であっても、それを乗り切ってきた人々の知恵や勇気、そして執念と言ってもいいほどの努力を感じます。

そして、私の住んでいた街のすぐ東には、日本人にはなじみの深いドルトムントという街があります。ドルトムントといえば...

残念ながら、香川選手は出場しませんでした。

ドイツでの2か月間は、歯科医師としても、一人の人間としても、とても貴重な経験になりました。
その経験を活かして、これからも頑張っていこうと思います。
よろしくお願いいたします。