ほうれい線対策


梅雨も悪くないな・・・


ほうれい線が深くなってしまう原因の一つが表情筋の筋力低下です。

表情筋とは、口びるの周りにある口輪筋と、舌を支えたり動かしたりする筋肉である舌骨筋群です。
これら表情筋を鍛えることによって、ほうれい線を目立たなくする効果があるそうです。

やり方は、口を閉じて、舌を前歯の表側に沿わせるように、ゆっくり大きな円を描きます。
右回り20回、左回り20回、これを一日何回か行います。

この体操は、はうれい線以外にもいろいろな効果があるようです。
筋肉の力で2重あごの解消や、血流やリンパの流れが良くなることで、シミ、しわの予防。
体調面では、舌を動かすことよって唾液線が刺激され、唾液の分泌が促進され、虫歯や歯周病、口臭の予防になります。
その他にも、口周りや舌の筋肉を鍛えることで、噛み合わせのズレの予防、いびきや無呼吸症候群の予防、肩コリ解消、噛む力や飲み込む力の向上、滑舌の改善などです。

舌の筋力が低下してしまう原因は
・やわらかいものを好んで食べる
・よく噛まない
・姿勢が悪い
・あまりしゃべらない
・表情に乏しい
などです。

舌は全身と連がっています。
舌の力を鍛えて、美と健康を維持しましょう。

歯科衛生士 いわた