早いもので今年も残すところあと2カ月となりました。
何だかやり残した事があるようで気持ちばかり焦っていたら韓国旅行中のお友達から紅葉の写真が送られて来ました。
そんな時期なんですね。調べたら箱根、芦ノ湖ももう見頃だとか…
今度のお休みにでも紅葉を探しに出かけようかと一枚の写真にとても癒されました。
さて先日『座位姿勢』という講習会に誘われ参加しました。
口腔ケアで施設や居宅に伺うと車イスの方や麻痺のある方にお会いする事もあり
何か役立てる事があるかなと軽い気持ちだったのですが考えていた以上の学びがありました。
筋力低下や麻痺によりご自身で座位を保つ事が難しい方が体が傾いてしまったり、仰け反ってしまう。何度直しても改善できなくそのままの姿勢で日常を過ごしてしまう。そんな事は無いでしょうか？
講師の先生はその体勢が体を拘縮させたり食事が進まなくなったり時間がかかったり拒否する原因になっている事もあると言われる。
実際に体験してみると‥
確かにそのような体勢で食事をするととても飲み込みにくいし普段力の入らないところに負担がかかってとても大変でした。
体に傾きがあると座位を保つために傾いている方にクッションを入れるなど
アプローチしがちであるがそうではなく傾いてる側と逆の座面にバスタオルを少し厚めに入れるだけで改善される。
車イスの場合のアプローチもバスタオルの入れ方ひとつでまるで魔法の様に座位が保てるしとても楽でした。
どこの家庭にもあるバスタオルでこんなに変わるなんて‥という感想です。
私達も普段口腔ケア、口腔機能訓練を行う際正しい姿勢で行う事が望ましく機能向上のためにとても重要であると考えました。
歯科衛生士: 鈴木
