公開フォーラム

シルバーウィークいかがお過ごしですか?
わが家では娘の学校の留学生が昨日まで8日間ホームステイしていました。
オーストラリアからです。
日本には2週間の滞在で昨日より箱根から関西へと向かいホストの役目は終了です。
寂しい反面少しホッとするような..複雑な感じです。

さて本題に..
9月6日に日本歯科大学にて行われた公開フォーラムに先生3名スタッフ8名で参加いたしました。演題は『歯科と認知症
普段老健で口腔ケアを行っている私たちにはとても実のある内容で有意義な時間でした。
口腔ケアを行っていると治療に進めた方がよいのでは..と思われる利用者さんがいらっしゃいます。
一般の方であれば問題なく治療を勧めるのですがかなり高齢であったり認知症の方であると治療が負担になるのではないか..と躊躇してしまうこともありどうすればよいか迷いがありました。
しかし今回の公演を聞き消極的な治療が余計に本人や介護者にも負担をかけること、状況を見て治療のタイミングを逃さないことが重要と分かり迷いが解消されました。

高齢化に伴い認知症の数は10年後80歳以上で2人に1人の割合になると言われています。
独居、日中独居の方も多く行方不明者は1万人を超えているとのこと。
意外にもご家族は認知症と気づかなかったという事も少なくないらしく、国では様々な取り組みがなされています。
私たち歯科医院でも早期発見、早期対応に努め安心して暮らせるようサポートしていきたいと考えます。

歯科衛生士 S.M