夏を待ち焦がれて

こんにちは。歯科医師の輿です。

ジメジメとした梅雨の季節が続きますね。晴れ間が恋しくなるこの頃です。

 

私の趣味の1つに登山があります。毎年、アルプスのどこかに出かけては登山を楽しんでいます。昨年、テント道具一式を購入し、テント泊デビューをしました。今夏は長野の八ヶ岳へテントを背負っての登山計画を立てています。

山の中で、大自然に身を晒していると自然の雄大さや、自分が自然に生かされていることを心底実感します。また、自然の中で深呼吸して新鮮な空気を吸うことで心身ともにリフレッシュできます。

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ここで、歯科の話と関連づけると、顎関節周囲の痛みや不調は日常生活のストレスからくる食いしばりや過度な噛み締めが関与すると考えられています。このようなときに、深呼吸を意識することで姿勢が矯正され、肩周りの力が抜けて、食いしばりや噛み締めから解放されます。結果、顎関節周囲の痛み、不調が軽減されてくると考えられています。

私自身も噛み締め癖がかなりあるので、今夏の休みは山の中で深呼吸を意識してリラックスした時間を過ごしたいと思っています。

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皆さまも是非、日常生活において深呼吸と正しい姿勢を意識して快適な生活を送られて下さい。来たる夏を楽しみに、梅雨の時期を過ごしてまいりましょう!

本物をめざして。

こんにちは。えむしまです。

いがらし歯科医院の2階で、

PCに向かってブツブツと独り言をつぶやきながら作業している、

超レアスタッフです。

 

さて、いがらし歯科医院スタッフには、

ダンス教師が2名おります。

えむしまは、そのうちの1人で、

社交ダンスを教えています。

 

全くの初心者の方が、ステップを覚え、

スイングを楽しめるようになって

もっともっと踊りたいと思ってくださったり、

踏歴四半世紀以上の方が、基本の重要さを再認識して

初心に戻り、ダンスの奥深さに気づいてくださったり。

 

お一人おひとりの、心の動く瞬間に立ち会えて、

生徒さんと感動を共有することができたとき、

先生になってよかったなあ、としみじみ思います。

 

【謙虚にして驕らず。常に学びを。】

 

「本物」になるには、他人の忠言に素直に耳を傾け、

常に周りに敬意をもって接し、たゆまぬ努力をし続けること。

 

生徒さんを本物のダンスファンにするには、

自分自身も「本物」を目指して

謙虚に、驕らずに、学び続けていかなければならないと、

レッスンスタジオの中でいつも

生徒さんたちから学ばせていただいています。

 

ところで、いがらし歯科医院のスタッフたちは皆、

さまざまな研修や講習を受けて、スキルアップをはかっています。

これは医院の方針のみならず、スタッフの自主的な受講も多く、

学びの姿勢は他医院の追随を許さないのではないでしょうか。

 

【謙虚にして驕らず。常に学びを。】

どうぞ安心して、当医院へおいでください。

スタッフ一同、素直な心で日々学び、

最大限の準備をしてご来院をお待ちしております。

 

えむしま

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歯と口の健康習慣

こんにちは。

いがらし歯科医院の歯科医師の吉武です。


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今週(6月4日〜10日まで)は「歯と口の健康習慣」となっています。


なぜこの時期かというと、日本歯科医師会昭和3年から13年まで「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施していました。

その名残で、現在は名前を変え、6月4日からの1週間を「歯と口の健康習慣」として、皆さんに歯の大切さ、お口の健康の大切さを知ってもらおうと、様々な啓蒙活動を行なっています。


また、この時期には学校では「歯科検診」もよく行われています。



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歯科検診と言えば、歯医者の先生がみなさんのお口の中を見ながら呪文のようなものを唱えているのを聞いたことはありませんか?


例えば

「右上から、8から5まで斜線、4番C、3から1までマル・・・」

と言うようなフレーズです。

きっとなんて言ってるのかチンプンカンプンだと思います。



まず、この数字ですが、歯の種類を意味しています。

歯科検診では歯を1本1本チェックして、その歯の状態を検査用紙に記録していくのですか、その歯にはそれぞれ番号がふられています。

永久歯は真ん中の前歯が1番で、一番奥の親知らずが8番です。

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また、乳歯では真ん中の前歯がAで、一番奥の歯がEとなります。

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なので、

「右上の糸切り歯」のことは「右上3」と言い、

「左下の親知らず」のことは「左下8」と言います。



また、虫歯も何もない健康な歯は、検査用紙に「/(斜線)」を入れていきます。


虫歯があったら、その歯には「C」と記入します。

これは、「虫歯」は英語では「caries(カリエス)」と言うので、その頭文字を取って

「C」と言います。


また、虫歯の治療が終わって詰め物が入っていたり、銀歯が入っていたりする歯は「〇(マル)」と記入します。



なので、上で例に挙げた

「右上から、8から5まで斜線、4番C、3から1までマル・・・」

の意味は、


「右上の親知らずから順に第2小臼歯までは虫歯も治療した跡もない健康な歯です。

右上第1小臼歯には虫歯があります。

右上犬歯から、右上の中央の前歯までの3本は治療した跡があります・・・」


と言った意味になります。

長くて回りくどいですね(笑)



これでみなさんも検診で先生が何を言っているかわかりますね!


とは言っても、学生時代は毎年学校で歯科検診を受けていても、卒業すると自分で歯科医院に行かないとなかなか検診の機会がないと思います。


これを機会に、ぜひ歯科医院で歯科検診を受けてみて下さい!

そして「8から8まで全部斜線」を目指して日々のブラッシングを頑張りましょう!!




サーカスと食いしばり

このところ寒暖差の多い日が続きますね。服装にいつも悩んでしまいます。


先日、友人とポップサーカスを観に行きました。

モノレール湘南深沢駅を降りると、大きなテントが立っていて思わず写真を撮りました。

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サーカスを見に行ったのは子供の頃以来で、わくわく!ヒヤヒヤ!!しました。楽しい時間を過ごすことができました。6月16日まで公演を行っているそうですよ。


サーカスで空中ブランコを見たとき、

演者さんがすごく歯を食いしばっていたことに目が行ってしまったのは職業病でしょうか? 笑


スポーツ中や、力仕事の方は力をだすときに食いしばってしまい、歯や顎が痛くなってしまう方もいらっしゃいます。

意外に思われるかも知れませんが、実は、力を使わない普段の生活、お仕事でも、ストレスを感じたとき、集中しているとき、考え事をしているときなどに

“食いしばり”をしてしまう方が多くいらっしゃいます。


ほとんどの方は食いしばっているという自覚はなく、無意識に噛み締めてしまっていて、

歯や顎に負担がかかり、ふと気がついたらいつのまにか歯や顎が痛くなってしまった!なんてこともあるのです。


かく言う私も“食いしばり”の癖があり、食いしばっていることに気がついたら歯を離すことを意識するようにしています。

意識してみると1日に何度も食いしばりをしているなぁと実感します。 

意識することで食いしばりの癖を無くせるように頑張ります! 


食いしばりをしているかのセルフチェックできるサインとして、 


・ベロのふちがギザギザしている

・ほっぺたの内側に歯の跡が残っている

などがあります。

みなさん、鏡でチェックしてみてくださいね!


自分ももしかして食いしばりしているのかな?

と気になった方はお気軽に先生、スタッフにお声がけくださいね。




歯科助手





『Myobrace System(マイオブレース・システム)のセミナーに行ってきました』

 こんにちは。歯科助手の田中由美子です。

いよいよ梅雨がやってくる気配を感じています。

紫陽花の季節でもありますね。楽しみましょう!

 

 今回は、セミナーでの内容を紹介致します。

マイオブレース・システムとは、ブラケットを用いない歯列矯正治療です。

 

 ブラケットを使用した矯正治療の目的が「真っすぐな歯並び」に対し、マイオブレース・システムは、3〜15歳を中心とする筋機能矯正治療であり、その目的は「全身の健康」であることです。

 

 現在、歯並びが悪い子どもが多く、遺伝子的要因のよる問題と考えられがちですが、近年の研究では、悪い歯並びや顎の劣成長は口呼吸や舌・頬・唇の筋肉の間違った習慣であると指摘されています。

 

 例えば、子どもが口呼吸をしている場合、舌位が下がってしまい、その結果、上下顎の成長に問題が生じます。顎の発達が阻害されることにより、歯の萌生スペースが不足し、歯が本来の理想的な位置に生えることができないということになります。

同じように、舌、頬、唇の間違った習慣を放っておくと、歯列だけでなく健康面においても、大きな妨げとなります。

 

 マイオブレース・システムは、このような間違った口腔習癖に対処するよう開発された口内に装置する取り外し可能な器具を日中と夜間に装着します。

そして、それに加え、鼻呼吸・上顎につけた正しい舌の位置・正しい飲み込み方をエクササイズを用いて口腔習癖を正していきます。

このシステムにより、「真っすぐな歯並び」だけでなく「全身の健康」という結果をもたらしてくれます。

 

 

<私がこのセミナーを通じて感じたこと>

・自然に身に付いてしまった「悪い癖」が歯列だけでなく、身体全体に悪影響を与えることが多いこと

・癖を治すことは容易ではないが、改善できた時に得ることのできる「健康」を目指すことの重要性

・マイオブレース・システムでの筋機能矯正治療は、3〜15歳中心の治療だが、「筋機能矯正」は、子どもや歯科だけに留まらず、これから日本にやってくる超高齢社会にとって必要な分野なのではないか

 

今回、学んだ、感じたことを医院での治療に活かし、さらに勉強を続けていきたいと思います。

 

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